前回の続きです。
前回は、報告文を書く前にメモを書きました。前回をお読みでない方は、こちらからどうぞ。
「ほうこくする文章で、よく使う書き表し方」を使った短文を書く。
さぁ、いよいよ報告文を書くぞ!…と、いきたいところですが、まだまだいろいろなことを指導すべきではと思います。
次にしたことは、教科書58ページに書いてある報告文を読み、どんな風に書くかイメージします。
すると、その下には、「ほうこくする文章で、よく使う書き表し方」が8つ紹介されています。
これを使って報告文を書かないと意味がないと思い、8つのどれかをつかった短文作りに挑戦し使い方を練習しました。
では、実践報告です。
「ほうこくする文章で、よく使う書き表し方の使い方」を確認
58ページの報告文を音読した後、
先生「山口さんが書いた報告する文章の下に、『ほうこくする文章で、よく使う書き表し方』がありますね。今回、報告文を書くときは、これらを意識して書いていきます。」
- 〜をしめいしています。
- 〜のようです。
- 〜だそうです。
- 〜のです。
- 調べました。
- 分かりました。
- 考えました。
- 気がつきました。
これら8このうち、はじめの4つの意味を確認しました。
先生「『〜をしめしています』って、どんな意味かわかる?」
子ども「う〜ん。」
先生「辞書で調べてごらん。「しめしています」では、辞書でのってないよ。どんな形でのっているかな?」
子ども「『しめす』です。」
と、辞書の使い方も復習しながら「しめす」の意味を確認しました。
先生「『〜のようです』や『〜だそうです』は、どんな風に聞こえる?」
子ども「人から聞いたような感じかな。」
先生「『〜のです』は?」
子ども「強く言いたいとき!」
と、8このうち、4つの言葉の意味を確認しました。
これらを使って短文を作る。
これら8つの表現をマタニティマークで練習します。
先生「では、このマークを見て、8このうちのどれかを使って短文を作ってみましょう。」
いろいろ考えていました。マタニティマークの意味を確認した後、短文を作ってもらいます。
- 「まわりのピンクは、ハートの形をしているのが分かりました。」
- 「真ん中の女の人は、お母さんであることをしめしています。」
- 「二人は、お母さんと子どもだそうです。」
- 「真ん中の白い部分は、お母さんのおなかを表していると気がつきました。」
実際に報告文を書くとき、少しはそれらしくなりそうです。
その3に続く!
ありがとうございました。大変助かりました。