前回の続きです!
前回は、「ほうこくする文章で、よく使う書き表し方」の使い方を練習しました。
今回は、メモを報告文にする練習をしていきます。
では、実践報告です。
「調べて分かったこと」を書く練習をする。
58ページの報告文を見ると、4つのブロックで組み立てられています。
- 調べたきっかけや理由
- 調べ方
- 調べたわかったこと
- かんそう
報告文を書く時、はじめの2つ(調べたきっかけや理由・調べ方)は、教科書の文章のままでよいことを伝えました。ここの部分を、子供が一から考えるのは難しいと感じたからです。あと、ここの部分を指導する時間もなかなかとれませんでした。
先生「『調べたきっかけや理由』と『調べ方』については、教科書の文章のままでよいです。今回報告文で力を入れてほしいところは、『調べて分かったこと』と『かんそう』です。」
と伝え、「調べて分かったこと」を書く練習をしました。
メモと本文を照らし合わせる。
子供たちに下のようなプリントを配布しました。
メモしたことがどのように本文になっているか、このプリントを使って説明していきます。
先生「はじめは、その記号がどんな場所で見ることができるか書きます。」
と言いながら、「アルミでできたかんについている記号です」の部分に赤線を引き、メモをします。
先生「次は、何を伝える記号なのか書きます。』
と言いながら、「アルミとしてぶんべつする」に、青線でチェックします。
先生「次は、どんな形でそれが何を表しているか書きます。」
と言いながらその部分に緑の線でチェックします。
先生「もうひとつあるね。」
と言って、別の色でチェックします。
こうして、メモが本文に反映されてできていることを知りました。
調べて分かったことを書く練習をする。
ここまで説明して、違う記号がかかれたワークを使って練習していきます。
全体で、一文ずつ、さっきの流れにそって調べて分かったことを書いていきます。
いろんな意見が出ました。
子どもたちと一緒に作ります。
ここまでくれば、質問責めに会わずに、少しは自分で調べた記号も書けるかなぁと思います。
ご意見いただければ幸いです。