小学校作文指導のコツ1「子どもの表現力を引き出すのが教師の仕事」

同じ書き出しにうんざり…

「昨日、ぼくは遠足で◯◯公園に電車で行きました。」

といった書き出しの作文をよくみませんか?

どれを見ても、同じような書き出し。

続きはというと、

「駅について、公園まで歩きました。アスレチックで遊んだあと、お弁当を食べました。おいしかったです。そのあと、おやつを食べました。そして、みんなでおにごっこをして遊びました…。」

もはや報告文です。

私も、どうすればこのような報告文のような作文から脱却させられるか悩みました。

新任の頃、職員室で

「最近の子は文章に表現力がないのよね〜。」

と、なげく先生同士の会話が聞こえました。

私も、そうそうと思っていました。

でも、表現力がないのは、教師にも責任があります。

表現力がないのは、教師側の責任でもある

いつも作文を書く時は、子どもまかせ。

作文は教えるんじゃなくて、自由に書かせるのが子どもの素直な表現力という認識が教師側もあるようにに思います。

子どもたちはいい感性を持っています。

それを引き出すのは教師。

子どもにとったら、書き方を知らないから作文をいやになる。原稿用紙を配ると、「え〜」と、ブーイングの嵐。書き方を知らないから「作文はこう書くしかない。」と勝手にすり込まれていたのだなと気づいたのです。

作文指導をすると、少しずつですが、力がついてきます!

作文用紙を配ると、「イエーイ!」という声が聞こえてきます。

次回から、誰でもできる、簡単な作文指導テクニックを紹介していこうと思います(^^)

作文指導の記事はこちら!

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