めあてが「おもしろいと思うところをしょうかいしよう」です。
自分が選んだ昔話や民話のおすすめな所を紹介していきます。
その準備段階として「三年とうげのおもしろいところ」を、ノートにまとめていくことにしました。
三年とうげのおもしろいところその1「起承転結がある」
まずひとつ目は、「起承転結があるところ」にしました。
指導書にも「場面の移り変わりを捉える」とあります。
「もうすぐ雨に」でも、起承転結が出てきました。
「物語は、起承転結があるからおもしろいんだね。」と言いながら、それぞれの場面をまとめていきました。
起…三年とうげの紹介。
承…おじいさんが転んで病気になる。
転…トルトリの登場。
結…おじいさんは元気になる。
このあと、おじいさんの様子がわかるように、承・転・結でおじいさんの表情を記号化したものを描きました。
三年とうげのおもしろいところその2「個性豊かな登場人物」
二つ目は「登場人物」
大きく3人の登場人物がいますね。
おじいさんとおばあさんとトルトリです。
ここでは、おじいさんとトルトリがどんな人なのかを見ていきます。
まずはおじいさん。
おじいさんの石につまづいて転んだ時の様子や、トルトリの話に耳をかたむけた時の様子が書いてあるところに線を引きます。
そんなところから、おじいさんは「何でも信じこんでしまう人。だまされやすい。」などいろいろな意見が出ました。
次はトルトリ。
トルトリは、「頭がいい。おじいさん思い。やさしい。」などの意見が出ました。
先生「こういった個性豊かな登場人物がいるからおもしろいんだね。」
三年とうげのおもしろいところその3「言葉の調子」
3つ目は、「調子よく読めるところ」です。
リズムよく読めるところがありますよね。
音読すると、とても楽しいです。
発表させると、工夫して読んでくれました。
これ以上のおもしろいところは、子どもに聞く。
先生「他におもしろいところないかな?」
教科書の62ページの「おもしろいと思うところを見つけながら読む」を参考に探していきます。
すると、
「さし絵のおじいさんの表情がおもしろい」とか、
「トルトリが意外なことを言うところ」など、見つけてくれました。
以上、三年とうげのおもしろいところを見つけていくことで、教科書60〜61ページの学習内容を網羅したつもりです。
この次は、自分で民話や昔話を読んで、おもしろいところを伝え合うための準備をしていきます。
ご意見いただけたら幸いです。
その2に続く!
3年国語「三年とうげ」指導実践その2 自分が選んだお話の紹介文を書いていく。