4年国語「聞き取りメモのくふう」指導実践 オリジナルのメモの取り方を見つけよう!

では、指導内容です。

1.まず、メモをとったことのある場面を子どもたちに聞いてみます。

2.つぎに、教科書にあるけいじ係の活動のところを教師が読み、メモを自由にさせてみます。

先生「今からけいじ係の活動とみなさんへのお願いについて話します。みんながこの話をだれかに伝えることを意識しながらメモしてみてくださいね。」

3.そのあとで、自分がメモを取るときに工夫したところを発表します。

4.教科書にある竹中さんと北山さんはどんなメモの取り方をしているか確認します。

5.自分達と竹中さんたちの工夫を見比べてどうだったかを発表します。もちろん、自分達の工夫の方がいいところもあるはずです。

6.そのあとで、自分のクラスのオリジナルメモの取り方の工夫をまとめます。

7.まとめたら、教科書の「聞きながらメモを取るときは」を確認し、よりメモの取り方を深めます。

メモの取り方を練習する。

最後に、オリジナルの話を作って練習してみます。

これから、放送委員会の活動とみなさんへのおねがいを話します。

放送委員会は、毎朝8時、中休み、給食時間に放送を流しています。

朝8時には今日の学校行事の予定や音楽、中休みは授業開始5分前の放送、給食時間にはみなさんからの曲のリクエストやアンケートを流しています。

そこで、みなさんへおねがいです。

来週の給食時間に、みなさんの好きな果物のアンケート結果を放送したいと思います。

紙に好きな果物をかいて、金曜日までに放送委員会のアンケートボックスにいれてください。

紙はアンケートボックスの横に置いてあります。

好きな果物はひとつだけです。

どうぞよろしくおねがいします。

話す方も大事

教科書のけいじ係の文ですが、ちゃんとはじめ、中、終わりがあるからメモがしやすいです。

さらに、はじめには、けいじ係の「活動」「お願い」について話すことまで伝えています。

話す時は、こどもたちにも意識させたいですね!

メモを取るのを楽しみにしてくれたらいいな。

ご意見頂けたら幸いです。

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教師側もある程度メモの取り方のコツを知っておくといいかもしれません。