3年国語「ちいちゃんのかげおくり」指導実践報告その1場面を色で表していく

本文を場面ごとに読み取っていく

めあてが「場面のうつりかわりをとらえて、感想をまとめよう」となっています。

場面ごとに何があったのかを確認していきます。

ちなみに場面が5つあります。

私が小さい頃は、物語の単元になると、10時間以上もあったように思います。

「いつ終わるねん!」って感じでしたけど、指導書を見ると実際はそんなに時間は取っていませんよね。

子どもたちがだれないように、テンポよくいきたいところです。

それぞれの場面で何が起こったか確認していく

音読後、場面ごとに何が起こったのか、どんな様子だったのかを子どもたちに聞いていきます。

漠然とした問いだったので、何を言っていいのかわからないようでしたが、発言をつないでいき、それぞれの場面を見ていきます。

子ども「かげおくりをしている。」

先生「だれが?」

子ども「家族みんなで。」

先生「みんな、どんな感じでかげおくりをしているかな?」

子ども「楽しそう。」

子ども「記念写真にしていた。」

先生「ただの写真じゃないんだね。」

子ども「お父さんが明日、戦争にいかなければならないから。」

といった感じで、つないでいきました。

場面を色で表していく

森川正樹先生(関西学院初等部)の講座で、気持ちなどを表すのに「アイコン」を使う方法を教えて頂きました。

今回はそれを参考に、場面ごとを「色で表す」ことに挑戦して見ました。

先生「第一場面を色で表すと、何色かな?」

子どもたちはいろんな色を言っていきます。

「黄色!みんな幸せそうだから。」

「緑!豊かな感じがするから。」

色で表すと、場面の様子もよくわかって効果ありでした。

はじめは全体で色を決めていきましたが、みんなの思いが強くてなかなか決めきれませんでした。

全体で決めた方がいいのか、それぞれの思った色のままか、どっちがいいのかなぁ。

ちなみに

第一場面は緑。

第二場面は赤と黒。

第三場面は灰色や水色。

第四場面は紫や白。

第五場面は虹色や白。

と、子どもたちもこの色分けを考えながら行っていました。

その2に続く!

ご意見いただけたら幸いです。

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