では、指導実践です。
まずは、説明文の外観をとらえます。
先生「この説明文のタイトルは何ですか?」
(思いやりのデザイン)
先生「何が思いやりのデザインでしたか?」
(インフォグラフィック)
先生「この説明文は、インフォグラフィックが思いやりのデザインであることについて書かれていますね。」
先生「説明文の構成についておさらいします。主に3つにわかれていましたね。何でしたか?」
(初め、中、おわり)
先生「『今からインフォグラフィックが思いやりのデザインであることについて紹介します』みたいなことが書かれているのはどれ?」
(初め)
先生「その紹介を詳しく説明しているのは?」
(中)
先生「まとめているのは?」
(終わり)
先生「じゃあ、今からこの3つをもう少しくわしく見ていきます。」
「初め」をくわしくみていいく
先生「みんなは、インフォグラフィックって知ってた?」
(知らない子が多いです)
簡単に説明しました。
先生「たとえば、下のような西小学校と東小学校のデータがあります。↓」
先生「文字だけでは伝わりにくいけど、図を入れると…↓」
先生「わかりやすいでしょ?」
子どもたちにインフォグラフィックを文章から読み取らせ、理解させてもいいのですが、この単元は「アップとルーズ」の前の練習単元なので、できるだけサクッといきたいです。
先生「初めには、インフォグラフィックを知らない人にもわかるように、簡単に説明する役割もあります。中の途中で『あ、そうそうインフォグラフィックってさぁ…』とか言われてもいやでしょ?簡単にインフォグラフィックを説明しているのは①と②のどちらかな?」
(①)
先生「①は、単にインフォグラフィックが何者なのかを説明しているだけ。この説明文は、そのインフォグラフィックが『思いやりのデザインである』ことについて紹介されものでしたね。一体どういうことなんだろう…。②には、そのことが書かれています。もう一度読んでみましょう。」
②を音読します。
先生「②には、そのインフォグラフィックが何を大切にして作られているから思いやりのデザインであると書かれていますか?」
(相手の立場から考える)
先生「そうですね!初めは①と②でできています。どちらも大切ですが、より重要なのは②の方かもしれませんね。中にはそのインフォグラフィックが相手の立場から考えて作られていることについてくわしく説明しています。この『インフォグラフィックが相手の立場から考えて作られている』は、誰の考え?」
(筆者、木村さんの考え)
「そうですね。木村さんは、この考えを読み手により知ってもらいために中に、その理由を書いています。中に進む前にここまでをまとめてみましょう。」
↓まとめたものがこちら↓
↓長なったので続きは次回!↓
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