5年国語「同じ読み方の漢字」指導実践ロイロノートを使って授業参観にも最適!

ロイロノートを使っての授業実践です!

淡々と進みそうな内容ですが、ロイロノートを使って全員参加ができるよう、組み立ててみました。

先生「今から、ロイロノートに下のようなシートを配ります。シートには、3つの画像がついています。」

先生「その3つの画像を見て、横にある漢字にふさわしいもの選んで、提出箱に送ってください。」

と言って、配布した後、提出箱の内容を一斉にテレビに紹介します。

子どもたちも自分の答えがあっているか、ドキドキです!

そのあとで、正解を紹介し、

先生「『暑い』はどんなときに使いますか?」「『熱い』はどんなときに使いますか?」「『厚い』はどんなときに使いますか?」

といった感じで、正解した子に意味を説明してもらいます。

先生「今日は、このように同じ読みの漢字を学習していきます。」

簡単なものから進めていく。

↓ 先生「第二問!『付く』と『着く』です。どっちの画像があてはまるかな?当てはめたら、提出箱に送ってください。」

写真はすでに答えを当てはめていますが、子どもたちに送る時はバラバラに置いています。

はじめにやったように提出箱に送った後、答え合わせをし、正解した子に意味を説明してもらいます。

先生「そうだね『付く』はなにかにくっつくときにつかいます。『着く』は何かにたどり着いたときに使うよね。着陸や着地、到着など、この漢字が使われるね。」

↓ 先生「第三問!」

『差す」の画像は、『太陽の光が差す』と、『刀を帯に差す』をイメージしています。ちょっとわかりにくいですね…。

第1問目と同じように進めていきます。

先生「『差す』は、太陽に光が差し込んだり、何かにはさむときに使います。『指す』は、ものや目的地を指し示すときに使いますね。」

第4問は難問!?

↓ 先生「第4問です!」

これは、意見がわかれます。

先生「『測る』は、長さや広さ、『計る』は時間や数をかぞえるとき、『量る』は重さをはかるときに使います。」

意味の違いについてはいろいろ調べてみました。あいまいなところもあって難しいですが、だいたいこんなところでしょうか。

第4問を使って早押し大会!

「はかる」の意味を定着させる意味も含めて、第4問の問題を使って早押し大会をします!

↓ 下のように、番号をつけました。

 

先生「今から問題を出します。『先生が〇〇をはかる』というので、それがどの番号の漢字を使うか答えてください。」

2〜3人ずつ行います。わかったら答えを言ってもらいます。早いもの勝ちです!

ちなみに、画像はふせます。見えたら簡単ですもんね!

例題

「50mの距離をはかる(測る)」

「50m走のタイムをはかる(計る)」

「ネコの体重をはかる(量る)」

「甲子園球場の広さをはかる(測る)」

「ものさしで指の長さをはかる(測る)」

「小包の重さをはかる(量る)」

「ちこくした時間をはかる(計る)」

「水の深さをはかる(測る)」

「通勤時間をはかる(計る)」

などなど。あいまいなものもあるので、自分で調べることが必要ですね。

ちなみに「はかる」は、「図る」や「諮る」もあります!

参観でも盛り上がる!

以上の流れだと、全員参加もあり、発表もあり、ゲーム性もあるので参観でやっても盛り上がりそう!

最後はノートにまとめて終了です。

今回紹介したシートを販売します。もしよければ、ご利用ください!

↓その他の記事はこちら!↓