山のてっぺん
3年生2学期の国語は、詩の勉強でスタートしました。
本時の目標は、「心に残った言葉やいいなと思ったところをまとめ、音読を工夫して発表することができる。」です。
題材は岸田衿子さんの「山のてっぺん」です。
行動することで、わかることがいっぱいある。ステキな詩です。
最後の「絵はがきの夏は動かないから」の一行を書いてないプリントを配布。
音読をしたあとで発問です。
先生:この山にでかけた人は、今まで山に登ったことがあるのかな?
児童:ない。雲をつかめると思ったけど、山へ行ったらつかめなかったから。
先生:この人は、クワガタにさわったことがありましたか?
児童:ない。木にしがみついている足が粘り強いことを初めて知ったから。
先生:はじめて山に登ったりクワガタにさわったりして、この人は最後に「やっぱり出かけてみよう」と思いました。実はこの詩、隠していますが、最後に出かけてみようと思った理由が書いてあります。~からという言い方でその理由をかいてみて下さい。
プリントには書かれていない、かっこのところを考えてもらいます。
児童の答えです。
・実際に見てみたいから。
・自然が感じられるから。
・何が起こるかわからないから。
・初めてがいっぱいあるから。
など、たくさんの理由が出ました。
先生:岸田さんの書いた最後の一文はこれです。「絵はがきの夏は動かないから」
と見せると、子どもたちから「かっこいいーー!」と、歓声があがりました。
そのあと、この詩のいいなと思ったところを発表しあいました。
最後に音読。はじめの音読より、気持ちを込めて読んでいました。
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