0や1のわり算です。
わり算指導もいよいよ最後です。
0や1を扱うわり算です。
これまでの復習と絡めて指導していきました。
では実践報告です
8このあめ玉を4人で分ける
先生「いよいよわり算の授業も終わりが近づいてきました。今日はこれまで学んだことの確認です。」
先生「あめ玉がいくつかあります。4人で同じ数ずつ分けます。」
袋の中にあめ玉が何個入っているかわからない状態にしました。
導入の授業で扱ったやり方です。
導入の実践報告はこちらをどうぞ↓
先生「どうやって分けたかな?」
子ども「1個ずつ渡した。」
教科書にもある等分除の分け方です。
このあと、実際に4人の子どもに1個ずつ渡していきます。
袋には8個あめ玉が入っていました。
先生「今のを文章と式と図にしなさい。」
これも今までやってきたので、すぐに作業に入りました。
先生「わからない子はノートを振り返りなさい。」
答えは
8このあめ玉を4人で同じ数ずつ分けると1人分は2個になった。
8÷4=2 2こ
です。
4このあめ玉を4人で分ける
先生「次も4人で分けます。」
袋の中は4このあめ玉だけです。
1つずつ渡し終えると、
子ども「えー!もうないの?」
先生「さあ、今のを文章と式と図にしなさい。」
答えは
4このあめ玉を4人で同じ数ずつ分けると1人分は1個になった。
4÷4=1 1こ
先生「答えが1になる場合もあるんだね。」
いよいよ0のわり算
先生「さて、次もあめ玉を分けていきます。」
と、言うものの、袋にはあめ玉が…
先生「あめ玉はありません!」
子ども「えーー!」
先生「さあ、今のを文章と式と図にしなさい。」
答えは
0このあめ玉を4人で同じ数ずつ分けると1人分は0個になった。
0÷4=0 0こ
です。
今までの流れでやれば、式はスッと出てきましたが、0÷4という、大きな数字がわる数にくることに違和感があり、4÷0にする子もいました。
先生「ないものを分ける時の式もあるんだね。」
ちなみに4÷0は、この世に存在しない式だそうです。
4÷0=0
確かめのかけ算をしても0×0=4になりません。
詳しくはネットにいろいろと情報が載っています。
8÷1
先生「ちなみに8個のあめ玉を1人じめしたら、何個もらえる?」
子ども「8個に決まってるやん」
先生「8個のあめ玉を1人で分けた。これもわり算の式にできる?」
1人で分けるという言い方は正しいかどうかわからなかったので言い方に苦労しましたが、とりあえず子どもたちに伝わるように1人で分けると言いました。
子ども「8÷1=8です。」
まとめ
今回は、特にまとめることはしませんでした。
ノート指導の際、メモを取るように伝えてあるので、それぞれの問題の時に大事なことを書くよう、促しました。
ノート計画です。
ご意見頂けたら幸いです。