答えは簡単。
バトンはなぜ持ち替えるのか。
それは、次の走者とバトンパスをする時に、ぶつかるリスクを減らすためです。
例えばお互い右手同士でバトンパスが行われた場合、2人は一直線上に並びますよね。
その時、前の走者の足にからまるといった事故が起こる可能性が高まります。
その点、違う手同士でバトンを行うと、2人の関係はななめとなり、前の走者とぶつかる危険性は減ります。
けがを減らすためにも、子どもたちにバトンの持ち替えの必要性を必ず伝えます。
オリンピック選手は持ち替えていない。
しかし、オリンピックでやっていた日本リレーチームのパスは持ち替えていません。
持ち替える時間を削ってタイムを求めていると考えられます。
ただ、4人の走者が、
第1走者は右手
第2走者は左手
第3走者は右手
第4走者は左手
といった具合に、バトンを持つ手をかえて、前の走者とバトンパスをする際、ぶつからないようになっています。
かっこいい!と思うかも知れませんが、ただ体育の授業で指導する際は、難しいかもしれません。
リレー指導、次回に続く!
次回は、「バトンは右手もらいか、左手もらいか」です!
小学校体育リレー指導②「バトンは右手もらいか左手もらいか」
小学校体育リレー指導③「バトンのもらい方」うでを真横にのばす。
小学校体育リレー指導④「バトンの渡し方」かけ声と押し込みが大切!
小学校体育リレー指導⑤「はじめのバトンパス練習は教室でもできる」
文科省のリレー指導もいいいですね!