3年国語「三年とうげ」指導実践その2 自分が選んだお話の紹介文を書いていく。

61ページ「民話や昔話を紹介しよう」を読んで、紹介文を書く。

前回までの授業で、「三年とうげ」のおもしろいところを探していきました。↓

3年国語「三年とうげ」指導実践その1

今回は、自分が選んだ民話・昔話の紹介文を書いていきます。

まずは「三年とうげ」の紹介文を書く。

61ページに「龍の子太郎」の紹介文が載っています。

これを参考に、いきなり自分が選んだ民話の紹介文を書くのではなく、「三年とうげ」の紹介文をみんなで確認しながら書いていきます。

文章の構成は以下の通りです。

  1. 紹介
  2. あらすじ
  3. 読んで印象に残ったところ・面白かったところ
  4. 終わり

「龍の子太郎」の紹介文もこの構成になっています。

「あらすじ」の書き方。

あらすじを書くとき、放っておくとやたら長いあらすじを書く子が何人も出てきます。

そうならないように、あらすじのフォーマットを子どもたちに与えます。

私はいつも

◯◯な主人公が◯◯によって、◯◯になるお話です。

の形で書きなさいと伝えます。

ちなみに子どもたちと考えた「三年とうげ」のあらすじは、

三年とうげで転んで不安になったおじいさんが、優しくて賢いトルトリのとんちで元気になるお話です。

となりました。

もちろん、この形通りにならない場合もありますが、だいたいはこれの形でいけると思います。

「読んで印象に残ったところ・面白かったところ」の書き方。

「読んで印象に残ったところ・面白かったところは」、教科書の例文通り「おもしろいと思ったところ→理由」の順番で書きます。

ただし、今回はより紹介文っぽく、理由の後に「そこを読むとどんな気分になるか」を書かせました。

ちなみに子どもたちと考えた「三年とうげ」のおもしろいところは、下のようになりました。

ぼくが一番おもしろいと思ったところは、いろんな場面で出てくる歌です。おじいさんが転んだところや言い伝えのところを歌にかえているので、とても楽しい気分になります。

この他にも色々考えていきました。

いよいよ自分が選んだお話の紹介文を書いていく。

ここまで練習すれば、ある程度書けると思い、書かせていきました。

せっかくの紹介文なので、「掲示したい!」と思い、ワークシートを用意しました。

挿絵も書けるワクも用意しました。

↓ワークシートはこちら↓

2018民話原稿

文字数も少なくしてあります。

あまり長くならないよう、短くまとめることを伝えました。

ご意見頂けたら幸いです。

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