では指導実践です。
シンプルにソースとケチャップを混ぜて比を学習していきます。
(ちなみに、ソースとケチャップを混ぜたことない子もいたり、さらにマヨネーズも混ぜてソースを作ったことがある子がいたりと、なんだかんだで盛り上がりました。)
では改めて指導実践です。
先生「Aくんは、ソースとケチャップで1人分のハンバーグソースを作ります。最高の分量を見つけました。」
子ども「え?なになに?」
先生「ソース小さじ2杯に対し、ケチャップは小さじ3杯。これが最高に美味しいそうです。」
黒板にソースとケチャップを書いていきます。
ほんとかなぁ〜とかい言いながらワイワイ盛り上がります。
先生「ソース2杯に対し、ケチャップ3杯。この割合を2:3と言います。この表し方を比と言います。」
もう、これで授業が終わった〜…と、言ってもいいくらいです。とてもシンプル。
先生「すると、Bくんも作ってほしそうだったから、2人分作ります。1人分だと、ソースは何杯だっけ?」
子ども「2杯。」
ここで、書き方にポイントがあります。
Aくん、Bくんそれぞれに1杯ずつ書いていくことです。
先生「じゃぁ、その最高の分量を間違えないように、まずは1杯分。」
といいながらそれぞれに「い〜ち」と言いながら、1杯分書きます。
そうすることで、小さじ2杯を1とみることができます。
そして、最後まで書きます。
先生「2人分作ったけど、1人分と味が変わる?」
子ども「変わらない。」
先生「なんで?」
子ども「同じ分量いれたから。」
先生「そうだね。2人分でもまちがえないように、1杯ずつ入れたもんね。」
そうして、赤まるをいれ、2杯で1を強調します。
そうして、同じように3人分も書いていきます。
先生「さらにCくんも作ってほしそうだったから、今度は3人分作りました。最高の分量ってすごい!」
なんて言いながら…。これも、それぞれに1杯ずつ書いていきます。
完成がこちら↓
先生「1人分は2杯と3杯で2:3。1人分は4杯と6杯で4:6。3人分は6杯と9杯で6:9。どれも味は…。」
子ども「変わらない」
先生「そうだね、どれも同じ割合を表しているね!」
子ども「あ!なんか、法則が見つかった!」
という反応もありましたが、これでとりあえず本時を終了しました。
子どもの法則は、次回に持ち越しです。
ご意見頂けたら幸いです。
↓第2時に続く!↓
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