小学校の体育で、どこまで求めるか
体育の短距離の指導で、劇的にかけっこが速くなるのは難しいと思います。
かけっこのコツは、ネットにもたくさん情報があふれています。
・スタートは低い姿勢で、徐々に体をあげる。
・無呼吸で走る。
・うでを後ろに引く。
・手をチョップの形で走る。
・足を上げる。
・ゴール直前でさけぶ。
ただ、いろいろアドバイスを言っても、今まで体にしみついたくせはなかなかとれません。
NHKの「はりきり体育ノ介」という番組があります。
これを見るといくつかのコツが紹介されているので、あとはそれを取り入れるのは子ども任せなのかなと思います。
スタートの姿勢はなおせる。
ただ、スタートの姿勢は指導できると思います。
「位置について、よーい」の時、下の図のようにうしろに体を引く子がいます。
そうなると、「スタート」の時に、一歩おくれることになります。
なので、「よーい」のときは、体重を前にのせるようにします。
そうすると、少しはスタートダッシュにつながると思います!
楽しく練習するには
その1 グリコじゃんけん
じゃんけんで勝って進むときに、なるべく大またで進みます。
そうすることで、走る時のストロークを大きくする意識を促します。
その2 ねことねずみ
これもよくある練習です。
ねことねずみ側にわかれて、追いかけっこするゲームです。
スタート時の反応や瞬発力を鍛えます。
その3 ケンパー
フラフープを置いてケンパーをしていきます。
ケンケンをするので、ジャンプ力を鍛えます。
リレーに向けて
短距離はなかなか指導するのは難しいですが、何かしらのアプローチをしていきたいものです。
↓そして、リレー指導につなげていきたいですね!↓