かけ算・わり算は全て比例の関係
5年生の単元は、「小数のかけ算・わり算」「割合」「速さ」「単位量あたり」など、非常にやっかいなものが多いです。
しかし、シチュエーションや言い方が違うだけで、全て比例の関係で求めることができます。
かけ算・わり算は比例の関係といってもいいと思います。
今回の単元の比例をしっかり理解できれば、それらの単元もそんなに難しくありません。(子どもたちに理解させるのは大変ですが…)
比例の関係から数直線に表すことを意識して指導する
比例というと表で表すことが多いですが、最終的には数直線に表します。
この数直線の形は、今後教科書のいたるところにでてきます。
先ほど紹介した「小数のかけ算・わり算」「割合」「速さ」「単位量あたり」では、必ずでてきます。
この数直線を理解できれば、数直線を見ただけで問題が解けます。
今回のこの単元で、しっかりこの数直線が扱えるようにできたらと思います。
4年生の単元でも数直線はでてくる
東京書籍なら、4年生の教科書でこの数直線での考え方が巻末にのっています。
さらにいうと4年生の単元にも比例関係の単元がでてきます。(「変わり方調べ」という単元です。)
なので、4年生の教科書を一度見ることをオススメします。
これまでの復習とし、さらに理解を深めるといった位置付けで単元に望んでもいいかと思います。
少し前置きが長くなりました。指導実践はその2で!
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