では指導実践です。
4年生でも変わり方を勉強しました。
なので、復習から始めます。
あまりくどくどしたくないので、スライドでさらっと復習していきます。
復習の中からうまく比例につなげていきます。
復習問題を3問用意しました。
1問目
先生「4年生でこんな表を勉強したの、覚えているかな?」↓
子ども「覚えてる!」
先生「1つの量が増えると、もう1つの量どのように変化するかを勉強しました。」
4年生で学んだ変わり方のおさらいをしていきます。
先生「1辺が1cmの正三角形の数と、まわりの長さです。□と◯の関係がどうなっているかわかる?」
補助的な説明をしながら進めていきます。
子ども「三角形(□)に2をたせば、まわりの長さ(◯)になる。」
式にすると、□+2=◯です。
式も子どもたちに言わせるのがベストですが、「こんな式もあったね」くらいで教師から伝えるのもいいのではと思います。
復習で深く考えさせるのは、このあとの本題に支障がでます。
2問目
先生「次の問題です。クッキー8個を兄と弟の2人でわけます。どんな関係?」↓
子ども「兄(□)と弟(◯)の数を足せば、8になる。」
式にすると、8−□=◯です。
3問目
先生「次の問題です。1辺が1cmの正方形を、1だん、2だんとならべたときのまわりの長さです。どんな関係?↓」
子ども「だんの数(□)の4倍が、まわりの長さ(◯)になる。」
式にすると、4×□=◯です。
先生「いろいろな関係があったね。今回注目してほしいのは、最後の問題です。↓」
先生「横の関係を見てみます。だんの数が2倍、3倍…になると、まわりの数もそれにともなって2倍、3倍…になります。」
子ども「ほんとだ」
先生「このように、□が2倍、3倍…になると、それにともなって◯も2倍、3倍…になる関係のことを比例の関係といいます。今日は、この比例ついてもう少し詳しく見ていきます。」
ちなみに①と②の問題は、比例にならないことを確認します。↓
このあと、教科書の本題に入り、比例の関係をまとめていきます。
その3に続く!
今回使ったスライドは、こちらで販売しています。↓
↓児童配布用や掲示用をPDFにした資料もおまけで付きます!
スライドの全体の流れです。↓
その他5年の実践はこちら!↓