前回の続きです。
↓前回の「言葉で遊ぼう」は、教科書に「問い」と「答え」の部分に線を引かせました。
3年国語「言葉で遊ぼう」ワークシートを使うその2指導実践報告
今回の「こまを楽しむ」は、本題ですのでワークシートに関係をまとめていきたいと思います。
「言葉で遊ぼう」で説明文の仕組みがわかれば、「こまを楽しむ」は、あっという間に段落をまとめて行くことができました。
では、実践報告です。
範読のあと、段落の上に番号をつけ、段落の数を確認しました。8つあります。
第1段落が「はじめ」、第2〜7段落が「なか」、第8段落が「おわり」です。
ワークシートにそれぞれの構成や役割を書き込んでいきます。
はじめの問いの答えを探す。
先生「はじめには何が書かれてあったかな。」
子ども「問いです。」
先生「どんな問いになっているかな。」
子ども「『どんなこまがあるのでしょう。』です。」
先生「もうひとつあるね。」
子ども「『どんな楽しみ方があるのでしょう。』です。」
先生「『問い』に対する『答え』はどこに書かれてあったかな。」
子ども「『なか』です。」
先生「ひとつめの問い『どんなこまがあるのでしょう。』の答えを、それぞれの『なか』から探しなさい。」
簡単です。答えは、「色がわりごま」「鳴りごま」「さか立ちごま」「たたきごま」「曲ごま」「ずぐり」です。
ワークシートに書いていきます。
ふたつめの問いの答えを探す。
先生「次の問い、『どんな楽しみ方があるのでしょう。』の答えを探していきましょう。まず、色がわりごまはどんな楽しみ方があるって書いてある?」
子ども「『回っているときの色を楽しむ』です。」
どの段落も同じリズムで書いてあります。ひとつめの楽しみ方を探すことができれば、あとは簡単です。『鳴りごま』の楽しみ方も全員で確認したあと、残りは子どもたちに探させていきました。
まとめを探す。
先生「『おわり』には『まとめ』が書いてあるんだけど、一言でまとめると、どの部分がいいかな。」
子ども「『(このように)日本には、さまざまなしゅるいのこまがあります』です。」
先生「そうだね。『このように』は、今までのこまのことをさしているもんね。」
感想を話し合う
今回のめあてが「まとまりをとらえて読み、かんそうを話そう」なので、教科書48ページを参考に遊んでみたいこまを選んで理由を書き、班で発表し合いました。
実践した感想
説明文の仕組みさえわかれば、この「こまを楽しむ」は、あっという間でした。定着できるように、時間があればオリジナルの説明文を書かせてみようと思います。
ご意見いただければ幸いです。
はじめまして。
今年度、3年生を担任しています。ネコ先生を参考にさせていただき、言葉で遊ぼうの前に、遊園地で遊ぼうに取り組みました。ここまで説明文への理解が進むものかと大変驚きました。
今後も勉強させてください。ありがとうございました。
コメントありがとうございます!
お役に立てて何よりです!
今後もどうぞよろしくお願いします^_^
黒田ネコ助