楽しかったで終わるのがクセになっている!
林間学舎などの作文でよくみかける下のような作文。
…山登りが始まりました。山道を歩きました。仲間になかなか追いつけませんでした。たくさんのどがかわいて、何度もあきらめそうになりました。とてもしんどかったです。でも、楽しかったです。
といった作文を見かける時があります。
「え?しんどかったんじゃないの?」
と、心の中で思ってしまいます。
「楽しかった」で終わることが正解だと思っている。
作文を書く時、楽しかったことを書かないといけないと思っている子が多いです。
だから、とにかく最後に「楽しかったです。」と書いてしまいがちです。
また、楽しかったことだけを探すから、作文を書く時に「書くことがない」と文句を言う子が多くなります。
苦しかったことも書いていい。
子どもたちには、
「作文は楽しいことばかり書かなくてもいいよ。印象に残ったことで、しんどかったことやくやしかったこと、いろいろあると思います。それをそのまま作文に書いていいんだよ。」
と、伝えます。
野球の試合で逆転負けされたこと
歯医者で歯を抜いたこと
予防接種をして、痛かったこと
一人で電車に乗ったこと
迷子になったこと
お化け屋敷でこわかったこと
など、楽しいだけでは書けない出来事がたくさんあります。
すると、「なんだか書けそうだ。」という気持ちになっていきます!
今回はここまで!
次回は第13回目です!
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そんな疑問に答える内容になっています!
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