今回は、あまりはわる数より小さくなることを指導します。
では実践報告です。
先生
「今日は、あまりのあるわり算で気をつけてほしいことを勉強していきます。」
〈問題〉
あめが13こあります。1ふくろに4こずつ入れると、何ふくろできて、何こあまりますか。
先生
「先生はこんな風に問題を解きました。」
わざと間違えます。
d13÷4=3あまり1
子ども
「あ、ちがう。」
先生「まず、先生の式を図で表して見て。」
第1時で図を何度かかいているので、さらっとかかせていきます。
余談ですが、図のかき方を自由な発想が大切だからといって子どもまかせにしてはいけません。
ある程度、どのようにかけばよいか指導することも大切だと思います。
迷わず図をかくことで、授業のテンポもよくなるからです。
図をかきました。
先生「図をかいてみて、先生が書いた式がちがう理由が言える人。」
子ども「先生のはあまりが5こあるので、もう1ふくろとれるからちがう。だから、答えは3あまり1。」
先生「式を比べてみようか。」
2つの式を並べて書きます。
先生「4こずつって言ってるのに、あまりが5こあるからおかしんだね。」
メモをさせます。
先生「今日は、あまりのあるわり算で気をつけてほしいことを見てきましたが、どんなことに気をつければいいかな?あまりとわる数という言葉を使って言える人いる?」
ノートに書かせて、発表していきます。
子どもたちの言葉をつないで、最終的には
わり算のあまりは、わる数より小さくなるようにする。
と、教科書に近い言葉でまとめます。
スライドで確かめる。
いくつかスライドであまりの数とわる数の関係を確かめます。
先生「これは正しい?」
子ども「ちがう」
先生「何で?」
子ども「あまりがわる数より大きいから」
理由も言うようにします。
出てきた言葉をちゃんと言えるようになってほしいです。
あとは、あまりの数に気をつけて計算問題を練習しました。
ご意見頂けたら幸いです。
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