ほうきとぞうきんで道具を使う感覚を養う。
いまだに「ほうき」と「ぞうきん」という、古風なそうじの仕方をしている学校ですが、私はそっちの方がいいと思います。
なぜなら、
「ほうきを持ってゴミをはく。」
「ぞうきんをしぼる」
「ぞうきんがけをする」
「机を運ぶ」
など、体を使ったり、道具を持つ体験だったり手先や体の感覚作りに必要なものがたくさん備わっているからです。
その感覚が、他の活動にも生かされるのではと思います。
もちろん、よりきれいにゴミを取ってくれる掃除機の力も必要な時がありますが、それがメインになるのではなく、なるべく子どもたちの活動を大切にしてあげた方がいいと思います。
お掃除ロボットのCMで、「おかげで家族の時間が増えた」というキャッチコピーを見たことがありますが、それなら家族全員でそうじをしたらいいのにと思ってしまったのは、私だけでしょうか。便利なものは、使い方も気をつけないといけないなぁと思います。