国語に出てくる説明文の仕組みをていねいに書かれてある名著です。いろんな本で説明文の指導法が書かれていますが、説明文とは何かということの基礎基本がしっかり書かれれあるのがこの本です。3巻まで出ていますが、1巻があれば十分だと思います。
はじめ・なか・おわりにどんな役割があって、何を書かないといけないかが詳しく書かれています。特に、「なか」には自分の気持ちは書かないとか、「おわり」には「なか」の共通することを書くなど、教科書では触れられていないようなことまで書かれてあります。(もしかしたら、私の勉強不足で書かれてあるかもしれませんが…)
説明文の文章の流れは、学校生活のあらゆる場面で応用が効きます。
朝の1分間スピーチや、理科で観察したことを説明するのにも使えますし、社会でまとめ新聞を書くときなど。国語で説明文を指導したら、それで終わりにするのではなく、いろんなところで使えるようにするのがオススメです。今までまとまりのなかった文章が、スッキリします。
説明文のしくみを詳しく知っておくと、あらゆる場面で指導する機会が出てくるので、説得力を増すためにもオススメの本です。
「はじめ」「なか」「まとめ」です!「おわり」なのか「まとめ」なのかは
とても重要です。なぜかというと、「はじめ・なか・おわり」とは順番を表している言葉ですが、「まとめ」となると、「なか」の共通性、考察を表す言葉だからです。
この部分の認識がとても重要です。どうか、間違えずに、伝えてほしいです。
ご指摘ありがとうございます!本にはちゃんと「はじめ・なか・まとめ」と書いてあります。しっかり伝えていきたいと思います。