4年生わり算の筆算4「筆算の練習は計算ドリルを工夫して使う」指導実践

計算ドリルは学校で扱う!

筆算のやり方を教えたところで、それをできるようにしなければ意味がありません。

しかも、宿題で計算ドリルを練習させることがよくありますが、基本は学校で行うべきです。

学校でたっぷり練習させるからこそ、子どもたちの満足度が上がるのではと考えています。

計算のスピードには個人差がある。

学校で計算ドリルを行うと、計算スピードに個人差があるので扱いづらいと思います。

それを解消するのにいくつかコースを設けます。

設定した時間で解けそうなコースを選びます。

苦手な子は全問するのが苦痛です。

宿題で計算ドリルが出ると、時間がかかったり結局できずに忘れて怒られるのを気にしたりします。

「計算ドリルは宿題でやるものだ」という固定観念を、教師はなくすべきだと思います。

計算ドリルメインで進める。

筆算の仕方を進めたら、ここから計算ドリルメインで進めました。

筆算も余があまったり商を上から2けた目にたてたりと、少しずつ変化がありますが、授業のはじめにその変化を確認したあとはもう計算ドリルに進みます。

学校で練習するから、苦手な子にも授業内で教えてあげることができます。

ご意見頂けたら幸いです。

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