スライドを使って導入を進めました。
↓動画を見て、イメージしながら実践報告を見ていただけたら幸いです。
では、実践報告です。
先生「今から、2つ図形が出てきます。形も大きさも同じ図形かどうか見てください。」
先生「↑これはどうですか。形も大きさも同じですか?」
子ども「うーん、同じかなぁ。」
何かひっかけがあると思ったのか、意見は半分に別れました。
先生「2つは形も大きさも同じ図形ですよ。」
キーノートでスライドを作ったので、実際に動かして確認しました。
(キーノートのスライドは、この記事の最後に配布先のリンクを貼っています。)
先生「次です。」
ただの色違いの図です。
先生「↑これはどうですか?形も大きさも同じですか?」
子ども「うーん、色が違うからなぁ。」
先生「先生はさっきからずっと何て言っていますか?」
子ども「形も大きさも同じ…。」
先生「色は関係ありますか?」
子ども「そっか、ない!だから形も大きさも同じ!」
先生「このように、形も大きさも同じ図形を合同と言います。」
みんなで言って新しい言葉を確認します。
先生「では、次です。」
先生「↑これはどうですか?形も大きさも同じですか?」
子ども「向きが違うけど…。」
子ども「でも、形も大きさも同じだから同じ図形か!」
先生「同じ図形じゃなくて…。」
子ども「合同!」
先生「そうそう!では次です。」
先生「↑これはどうですか?形も大きさも同じですか?」
子ども「向きが反対かぁ。」
子どもたちは、これを合同と言っていいのか、迷いました。
子ども「でも、反対にしたら形も大きさも同じだから合同じゃない?」
先生「その通り!このように裏返してぴったり重なる場合も合同と言います。」
先生「↓じゃぁ、このような図形は合同?」
子ども「合同じゃない!」
先生「なんで?」
子ども「形も大きさも同じじゃないから!」
という感じで、新しい合同の意味を抑えました。ここまで10分ほど。あとは、ノートにまとめるだけです。
今回のように、合同の定義を知らせるだけの場合、なるべくテンポよく抑えると、授業もスムーズに進める事ができました。
ご意見いただけたら幸いです。
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