スライドを作ってみました!
教科書をみて問題を確認もよいのですが、「全員を注目させたい」「もう少し問題をわかりやすく」という意味を込めて、スライドを作ってみました!
では実践報告です。
まずはスライドを見せました。
「ドアの高さをはかりたいんだけど、…」
「1mものさししかなくて…。」
「2本つなげようとすると、天井にあたるので…。」
「ちょっと下げてはかることにしました。」
「重なったところは、20cmです。」
「さあ、ドアの長さはどれだけあるかな?」
横にした図。
先生「この問題は、どこがポイントになりそうかな?」
子ども「重なっている部分!」
今日のタイトルを「重なりに目をつけて」にしました。
図を描かせる。
「図を描くことも勉強」ということで、ノートに描いてもらいます。
考える
先生「答えを出してごらん。式が書ける子は式も書いてみて。」
時間を与えます。
答えは、180㎝。
おおむねそのように書いていますが、1人160㎝と書いている子を発見。
その子を含め、3人の子にミニ黒板を渡し、式を書いてもらいました。
子どもたちの発表
その1
100+100=200
200一20=180
答え180㎝
その2
100ー20=80
80+100=180
答え180㎝
そして、答えが160㎝の子に式を書いてもらおうと思ったのですが、途中で自分の答えが違うことに気づき、その1と同じにしてしまいました。
その1の考え
「ものさしをまっすぐ2本つなげると、重なった部分の20㎝がはみ出るので、2本足したあと、20㎝引いた。」
その2の考え
「2本目のものさしが20㎝重なったので、その分先に引き、100㎝と80㎝をたした。」
と説明してくれました。
教師がしかける!
これで一件落着と思わせといて、子どもたちにひとつ投げかけました。
先生「ハイハイハーイ!2本のものさしが重なっているから、それぞれ重なっている20㎝を引かないといけないんじゃない?だから、答えは100一20=80、100一20=80、80+80=160で、答えは160㎝!」
すると、
子ども「ぼくもそう思ってた!」
子ども「たしかに!」
子ども「いや、やっぱり180㎝だよ!」
と、教室が騒然となりました!
それぞれの意見を主張!
となり同士で意見を交流させたあと、それぞれの意見を発表させました。
意見を聞いて自分が間違っていることに気づいた子。
なかなか素直に認められない子。
うまくまとめることが出来ず、強引にまとめた感じになりました。
授業が終わっても、180㎝派の子は、160㎝派の子に説明してあげていました。
みんな、理解してくれたかな〜?
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初めまして。
教材研究をしていた際に、本HPを発見し、ぜひ実践させていただきたいと感じ、ご連絡させていただいた所存です。
問い合わせから送信できず、こちらからさせていただいた次第です。
お返事いただけると幸いです。どうぞよろしくお願い致します。