底面積×高さがわかれば、三角柱の体積もラク!
前回、四角柱の体積の公式を導きました。
底面積×高さ
これを用いて、三角柱の体積も求めていきます。
では指導実践です。
先生「今日は、三角柱の面積を求めます。」
先生「前回四角柱の体積の求め方を学んだけど、その公式が使えたらいいね。確認してみよう。」
底面積を求めます。
先生「底面積は10㎠になったね。1㎤の立方体の体積何個分敷き詰められる?」
子ども「10こ。」
先生「そうだね。底面積の形が三角形だけど、面積は10㎠だもんね。」
先生「角柱の高さはどのように伸びるんだっけ?」
子ども「垂直」
先生「つまりこのまま積み上げても形は…。」
子ども「変わらない!」
ということで、底面積×高さが三角柱でも使えることがわかりました。
これで終了!
円柱の体積も一気にいきたい
この進め方で行くと、円柱も同じ理屈なので、一気に指導できます。
教科書には、円柱の体積の求め方が書いていますが、できればシンプルに進めたいです。
底面積から垂直に伸びることを印象づければ、この後の複雑な図形の体積の求め方もスムーズに行くはずです。
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