子どもたちに書くことを指導する時、「4つの書き方がある」ことを伝えています。
1.ゆっくりていねいに
ひらがなや漢字の練習の時。一画一画、気をつけて書きます。
2.ていねいにはやく
板書などを写す時。ていねいに書きますが、書く はやさにも気をつけます。
3.はやくていねいに
計算など、ぐいぐい問題を解く時。
ていねいより、やや はやさを大事にして書きます。
4.はやく
メモをとる時。
社会見学などで、メモをとる時は、とにかく はやく書かないと、次に進んでしまいます。
私は、これらを4月の段階で伝えます。
時々、すべてゆっくりていねいに書こうとする子がいるからです。書くときには技があるということを教えてあげます。
「今はどの書き方で書かないとダメかな?」
「◯◯さん、計算をはやくていねいに書いているね。」
「今、スラスラメモを取っている子、大変すばらしい!」
など、声をかけながら 書き方を使いわけられるようになってくれたらと思います。