では、実践報告です。
keynoteで作ったスライドを交えながら進めていきました。
時間もあまりない中での授業となったので、高速で進められるよう、授業を組みまてました。
先生「三角形の角の大きさの和は何度でしたか?」
子ども「180°!」
先生「今度は四角形の角の大きさの和を調べていきたいと思います。」
先生「なんと、四角形は分度器を使わなくても、角の大きさがわかる方法があります!」
知ってるー!なんて声も聞こえてきました。
先生「三角形の角の大きさの和は?」
子ども「180°!」
先生「それを使って四角形の角の大きさの和を求めることができるんです。」
少し考えてもらって…。
先生「ヒントを出します。」
子ども「あ〜なるほど!」
いろんな所から納得の声が聞こえてきました。
子ども「対角線を1本入れて三角形を2つにする!180×2で360°!」
先生「その通り!」
スライドを進めて確認します。
360°になりました!
このあと、実際に四角形の角を分度器で確かめました。
ちょっと待って!「対角線を2本引くと、720°?」
ここでちょっと仕掛けます。
先生「あれ?でも、対角線を2本引くと、三角形が4つになって180×4で合計720°になるけど?」
教室がざわつきます。
子ども「720°じゃないよ!」
子ども「え?でも、720°もありじゃない?」
意見が分かれました。
先生「じゃぁ720°じゃない理由が言える人〜。」
理由を聞くと、720°もありだと思っていた子も納得していたようです。
先生「もし、三角形を4つにわけて四角形の角の大きさを求める場合、真ん中に集まった角(360°)の分は引かないといけないね。」
ご意見頂けたら幸いです。
keynoteのファイルはこちら!