今回はバトンのもらい方について説明します。
前回までのリレー指導についてはこちらをどうぞ!
いろいろなもらい方があると思いますが、体育の授業で行える、基礎的で効果的な技術を紹介します。
陸上クラブなどで指導するための専門的なサイトではありませんのでご了承ください。
私もいろんな先輩方から教わってきました。
参考に見ていただけたら幸いです。
うでを真横に伸ばし、親指を下に向ける
バトンパスは、オーバーハンドパスの場合とします。
リードをとったら前を向いて走り出します。
そして、もらう時のうでの形ですが、私は子どもたちにバトンをもらう時は
うでを真横に伸ばし、親指を下に向ける
と指導しています。
うでを目いっぱい横に向けることで、渡す側はバトンを渡す範囲が広く感じます。
また、うでを後ろに伸ばすもらい方もありますが、無理な姿勢になるほか、バトンを渡す時の範囲がせまくなります。
体育の指導では、うでは真横に伸ばす方が適していると思います。
ただ、ランナー同士が近くならないとパスができないのが難点です。
バトンをもらったあとの持ち替え方
もらったあとは、バトンを持ち替えます。
私はよく、
バイクのハンドルを握るようにして持ち替える
と伝えています。
すると、子どもが
「刀を抜く時みたいやな!」
と言いました。
なるほど!うまい例え!
よくある間違った持ち替え方
手と手が重なる持ち替え方だと、落としやすくなるので注意が必要です。
バトンを持ち替える時に落としやすくなります。
また、逆手で持ち替えてしまうと、次の走者にバトンを渡しづらくなります。
リレー指導!まだまだ続きます!
小学校体育リレー指導④「バトンの渡し方」かけ声と押し込みが大切!
小学校体育リレー指導⑤「はじめのバトンパス練習は教室でもできる」
小学校体育リレー指導⑥「ランニングしながらバトンパスを練習する。」
小学校体育リレー指導⑦「バトンゾーンに入り、リードをとる練習をする。」
文科省のリレー指導もいいいですね!