今、小学3年生を担任しています。
3年生になると、ひらがなの形を改めて学ぶことがなくなるため、雑なひらがなを書く子が目立ちます。
そんな時にオススメなのが、
よくやるなぞり書きよりも、写し書きの効果を進めています。
その写し方も筆運びを物語のように
「さかみちのぼるよー。」
「すべり台でしゅー。」
「ゆっくりおりよう。」
など、お話しながらひらがなを書いていきます。
これを参考に、ひらがな何文字かをピックアップして子どもたちに指導します。
子どもたちも「なるほどー。」と、興味を持ってくれました。
ひとつ正しい形どおりに書けると、他の字も気になるのか、自分たちから他のひらがなもどんどんていねいに書こうという意識がでてきています。
また、ていねいに書けた子のノートを紹介するのも、意欲につながります。
ただ「ていねいに書きなさい。」ではなく、ていねいに書きたいという意欲・きっかけを与えられてよかったです。
本自体は保護者向けですが、学校現場でひらがなを教える時の参考になります。私自身、もう一度ひらがなを見つめ直すいい機会になりました。
改めてじっくりひらがなを見ると、新たな発見があるでしょ?