食べる量・好き嫌いは違う
給食を同じように盛り付けても、子どもによって食べる量と好きなものが違うので、増やしたいもの、減らしたいもの、それぞれあると思います。
ここでは、なるべくもめないように、また、スムーズに給食の増やす・減らすができるよう、今、私が行っている方法をいくつか紹介します。
まずは減らす子を先に
まず、盛り付けをする時に、入れすぎないことです。少し食缶の中に余るぐらいにします。
足りなくなるほか、減らしに来る子もたくさん来るおそれがあるからです。
そして、いただきますをした後、減らしたい子を先に来させます。
ちなみにいただきますの前に、子どもが給食係に「減らして」など注文している時がありますが、そうすると準備に時間がかかるので、させません。
そして増やす
人気のあるメニューは、人数を見て、増やしたい子が全員回るように気をつけさせます。
今は3年生担任なので、分けていく時に足りなくなるおそれのあるメニューは、教師が取り分けています。
固形のものを分ける時は
カツとかゼリーとかヤクルトとか、固形のものが残ってほしい場合、希望者でじゃんけんします。
もし、その日にカツ・ゼリーと、2つ固形のものが残った場合、どちらかしかじゃんけんできないようにします。
じゃんけんをする条件をつける時もある
カツとかゼリーとかは人気で、たくさんじゃんけんに来ます。
そんな時、ふと横を見ると、大量に人気のないサラダが残っている場合があります。
そんな時は、サラダをちょっとでも増やすことを条件に、じゃんけんに参加してもよいことにします。
そうすると、少しでも残飯が減ります。
大量に余ってしまうメニューはどうするか
夏場のごはんは、どうしても大量に余ってしまいます。
そんな時は、「全員にスプーン一杯でもいいから増やして」と、協力をお願いします。中には、結構な量を協力してくれる子もいるので助かります。
増やしたのに、時間内に食べられなかったら
増やしたのに、時間内に食べられなかった場合、注意し、あまりにひどかったら、その子に増やせない日をつくることがあります。
減らした子は増やせるのか
嫌いな野菜を減らして、大好きなメニューを増やしたい子もいます。
あまりにも人気で、分ける時にちょっとずつしか分けられない時は遠慮してもらいますが、分ける時、結構ゆとりがある時は、順番の最後に増やしてもいいことにします。
「減らしたのに、増やせるなんてうれしい!」
と、ほっとしたようなにんまり笑顔で喜んでくれます(^^)
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皆さんの工夫も教えていただけたらと思います。