「子どものノートの取り方がいつもぐちゃぐちゃ。」と、なげくことがよくあります。
ノートがちゃんと取れるようになるまでには、時間がかかります。
今後、このブログでもノートの取り方指導法をいくつかに分けて紹介していけたらと思いますが、効果があるのが、「子ども同士でのノートの見せ合い」です。
案外、友だちのノートをみる機会は、こちら側がつくっていかないとほとんどありません。みられることがないから、男子は特にテキトーに書いてしまうことが多いです。
私はたまに、授業のはじめに
「今日は、授業の最後にノートを見合ってもらうからね。」
と言います。すると、「え~!」と言いながら、ていねいに書こうと意識してくれる子が増えます。
そして、授業の最後、みんなのノートを見て回ります。ほめられてうれしかったり、友だちのノートを見ていろんなことに気づいたり、ノートに対する意識が生まれます。
ノート指導には根気がいります。ほっとくと、また雑なノートに戻ります。定期的に教師がチェックたり、子ども同士でわかち合ったりして、子どもたちのノートへの意識を育てていけたらと思っています。