リレー指導の記事も第5回目となりました。
今回は、はじめのバトンパス練習をどうするかです。
先生の合図でバトンパスを行う。
これまでの記事でもふれた「もらい方」「渡し方」「持ち替えの理由」など、基本的なことは教師側から説明します。
そして、4列くらいに並ばせます。
列の一番うしろの子にバトンを持たせます。
先生の「ゴー!」の合図で、バトンをもらう子は、もらう手を出します。
次の先生の「ハイ!」の合図でバトンを渡します。そして、持ち替えます。
これの繰り返しです。
先頭まで来たら、反対を向いてもう一度行います。
バトンのもらい方、渡し方は、以前のブログをチェックしてみてください。
ひとつひとつの動作をチェックする。
なぜ先生の合図か。
それは、ひとつひとつの動作をチェックするためです。
「ゴー!」の合図の時に、もらう側は親指を下に向けてうでを広げられているか。
「ハイ!」の合図の時に、渡す側はバトンを相手の手に押し込めて渡しているか。
そして、もらった側は、正しく持ち替えられているか。
地味ですが、ひとつひとつチェックしていきます。
形ができてきたら…
形ができてきたら、
先生「先生の合図がでたら、自分で『ゴー!』『ハイ!』のかけ声で渡してごらん。」
と言って、合図を減らします。
しかし、次の先生の合図が出るまで、次の子に渡させてはいけません。
自分たちのかけ声で渡せているか、入念にチェックです。
慣れてきたら自分たちでパスしてみる
できてきたら、合図なしで自分たちでパスしていきます。
はじめはこれの繰り返しです。
練習場所は運動場でもいいですが、指示が届きやすい体育館や、机を後ろに下げた教室でもいいでしょう。
地味な練習ですが、重要な練習だと思っています。
「もっと楽しくできるよ!」
という練習方法があれば、ぜひ教えてください(^^)
次回は「ランニングしながらバトンパスを練習する」
です。
ご意見頂けたら幸いです。
小学校体育リレー指導⑥「ランニングしながらバトンパスを練習する。」
小学校体育リレー指導⑦「バトンゾーンに入り、リードをとる練習をする。」
小学校体育リレー指導⑧「走ってきたランナーからリードをとってバトンを受ける練習」
小学校体育リレー指導⑨「リレー指導で気をつけたい注意点」
文科省のリレー指導もいいいですね!