今回はコンパスのみで!
前回は、円の中心のまわりの角を60度ずつ等分して半径をかいていきました。
今回はものさしとコンパスでかける六角形の理由を考えていきます。
では、指導実践です。
前回の多角形のかき方を振り返ります。
先生「前回の多角形のかき方を覚えていますか?」
子ども達に振り返ってもらいます。
- 円をかく。
- 円の中心より半径をかく。
- 中心のまわりを分度器を使って等分する。
- 円と交わった点を結ぶ。
先生「今回は、分度器を使わず、コンパスとものさしのみを使ってかいてみます。よーく見ていてね。」
黒板にコンパスで円をゆっくりかいていきます。かき終わったら、
先生「今、先生はどんな風に正六角形をかきましたか。」
子ども達に確認してもらいます。
- 円をかく。
- 円の上を、コンパスで半径の長さでしるしをつけていく。
- しるしを直線でつないでいく。
そして、一度ノートにこのかき方でかいてもらいます。
先生「なぜ、このかき方で正六角形がかけるのかな?」
ペアトークさせます。
先生「ヒントは、これです。↓」
かいた正六角形に半径を加えていきます。
「あー、なるほど!」
といった声がちらほら聞こえてきます。
先生「説明できる人はいますか。」
子ども「360°を6等分で60°になるので、正三角形になるから。」
先生「中心の角は60°だけど、残りの二つが60°になる理由は?」
子ども「60°を作っている2本の直線は半径だから二等辺三角形になるので、全部が60°になる。」
先生「正三角形になったら、何がいいの?」
子ども「三角形すべての辺が半径の長さになる!」
先生「そうだね!だから、半径の長さでしるしをつけて正六角形がかけるんだね。」
さらに何個かノートに練習して授業を終わりました。
ご意見頂けたら幸いです。
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