では、指導していきます。
これまで通り、関係を整理しながら進めます。
そして、教科書の問題では、「赤、白、青、黄」の4本のテープが一気に登場しますが、これも2つの量の中での関係にし、問題を改編します。
問題です。
赤と青のテープがあります。赤は5mです。赤のテープをもとにすると、青のテープは3.5倍です。
青のテープは何mですか。
これですっきりしました。
赤と青のテープの関係を整理します。
先生「何のテープが出てきましたか。」
子ども「↓赤と青。」
先生「長さはわかる?」
子ども「赤は5mだけど、青はわからない。」
先生「青は何て書こうかな。」
子ども「□。」
先生「↓そうだね。この問題は、青のテープの長さを求めるんだね。」
先生「何倍かの関係を整理するけど、わかりやすいのは?」
子ども「青。3.5倍って書いてある。」
先生「赤のテープは?」
子ども「↓もとだから、1倍!」
これで関係が整理できました。
数直線に表す。
これをもとに数直線に表します。
↓青が何mからかわからないので、何倍の関係から書きます。
↓長さの関係を書きます。
↓あとは、これをもとに計算するだけです。
1×3.5=3.5だから、
5×3.5=17.5。
答え 17.5mです。
黄のテープを求める。
問題です。
赤と黄のテープがあります。赤は5mです。赤のテープをもとにすると、黄のテープは0.6倍です。
青のテープは何mですか。
黄のテープも流れは同じです。
↓まずは、関係の整理をします。
次に数直線に表しますが、1より小さい値なので、数直線上では注意が必要です。
下の図は、数直線上の関係が反対になっています。
↓これで正しくなりました。
↓これをもとに式を組み立てます。
1×0.6=0.6だから
5×0.6=3
答え 3m
関係を整理し、数直線で表すとラクです!
その4に続く!