では、指導実践です。
↓先生「えんぴつを買いました。1束何本?」
子ども「3本」
↓先生「えんぴつ買ったら、キャップがほしくなったので、キャップも買いました。1袋何個入ってる?」
子ども「4個」
↓先生「お!キャップが1個あまるね!だから、えんぴつを買い足しました。」
子ども「今度は、えんぴつがあまるじゃん!」
↓先生「よし、もう一回キャップを買おう!」
子ども「今度はキャップがあまった!」
子ども「エンドレスやん!」
先生「これってぴったりになる時ってある?」
というやりとりをしながら、
↑先生「ぴったりになったね!それぞれの数は?」
子ども「12!」
まとめる
ここで、もうまとめに進みます。
先生「えんぴつは3本ずつ増えて12本になったね。3本ずつ増えて12ということは、12は3の何数?」
子ども「倍数!」
先生「じゃあ、キャップ側だと、12は何の数の何数?」
子ども「4の倍数」
先生「12は、3の倍数でもあり、4の倍数でもあります。このそれぞれの倍数に共通する数「12」を、3と4の公倍数といいます。」
ここまでわずか10分程度です。
ここまでの流れをノートにまとめていきます。
練習問題をする。
まとめを早くむかえることで、練習問題の時間をたっぷり取ります。
繰り返し問題を解くことで慣れさせていくためです。
↓先生「じゃあ、6と8の共通する倍数、公倍数をみつけていきたいと思います。」
↓それぞれ5つくらい書き出させます。
↓公倍数にしるしをつけます。
↓次の問題
↓次の問題「2つ見つかる時もあるね。」
↓次の問題「5つずつ書き出して、見つからない時があるね。」
↓「そんな時は、続けてみよう。」
先生「続けると、公倍数はたくさん見つかるかもしれないね。」
そうして、教科書にある2と3の倍数の数直線を使い、いくつかの公倍数を見つけていきました。
これで終わり!
↓今回つかったえんぴつとキャップの画像はこちらから!↓
ご意見頂けたら幸いです。