分子が引けない場合がある
分数の引き算で、通分して引こうとすると、引けない場合があります。
「こんな時は、整数から1借りて、それを分数にして2と35分の45にするんだけど…。」
なんて説明していると、子どもたちの頭の上に「?」がいっぱい出てきてしまいます。
また、仮分数にしてしまうと、数字が大きくなって、計算ミスにもつながります。
そんな時は、合言葉を決めよう!
とりあえず理屈を説明した上で、分子が引けないときの計算の仕方の合言葉を子供たちと決めることにしました!
先生「結局、整数の数字を1引いて、分母の数を分子にたすんだけど、なんかいい覚え方ない?」
と、問いかけたところ、
子ども「1下げ、分数たし!」
と、言ってくれる子が出てきました。
先生「お、いいね!でも、分数たしだったら、分母が分子かわからないなぁ。」
子ども「じゃあ、分母たし!」
子ども「はは(母)たし!」
子ども「いや、ママたし!」
先生「ママたし!リズムがいいね!1下げママたしでいこう!」
ということで、1下げママたしに決まりました!
練習問題をしていても、
「あ、この問題、分子が引けないね。そんな時は〜?」
というと、
「1下げママたしー!」
と、いいながら解いていました。
みんなで決めた合言葉なので、満足度も高かったようです。