楽しく授業ができる!
2時間扱いの単元です。音訓については、上の教科書で扱っているので、確認くらいで大丈夫かと思います。最終的にかるたまで作ります。子どもたちも楽しみにしていました。
では実践報告です
1.教科書の例文を読んで、音訓に気づく。
・千代紙で 千羽のつるを おりました
・目の前を 第一走者 走りぬけ
・石炭は もえるふしぎな 黒い石 など全12文
私は一人一文ずつ順番に当て、その後全員で音読しました。
音読後…
先生「それぞれの文に、同じ漢字が何個ありましたか?」
児童「2つ。」
先生「何か気づくことがありますか?」
児童「読み方が違います。」
先生「もう少し詳しく言えますか?」
児童「それぞれの漢字が音読みと訓読みになっています。」
先生「音訓のちがいは何ですか?」
児童「音読みは聞いても何かわからないけど、訓読みは何となく意味が通じる。」
2.さらに読み進めていき、5・7・5のリズムに気づく。
その後、定着の意味も込めて列ごとに読んでいきます。
すると、自然とリズムよく読んでいきます。
先生「なんかテンポよかったね。何で?」
児童「5・7・5のリズムだから。」
先生「5・7・5のリズムを何といいましたか?」
児童「俳句です。」
先生「俳句に必要なものは何でしたか?」
児童「季語です。」
先生「季語のない5・7・5のリズムのものをなんていうか知ってる人?」
児童「川柳ー!」
先生「今回は、川柳でいいので、音訓が入った漢字を入れて句を作ってください。いくつ作ってもいいですよ。」
といって、時間をとります。
3.音訓を使った5・7・5の文を書く。
子どもたちが考えている間、黒板に点を書き…
先生「できた人から黒板に書きに来てください。」
と、指示します。子どもたちは、その点の下に作った句を書いていきます。
すると、黒板はあっという間に満員!たくさんの子が書きにきてくれました。
書けたら音訓が入っているか確認し、よいところを見つけ、発表していきます。
4.音訓かるたを作る
次の時間は、音訓かるたを作っていきます。
読み札と絵札をかいたら、絵札を班の分だけ画用紙に印刷します。
対戦はすごく盛り上がりました!子どもたちも、自分の句があることにうれしさを感じていました。
よければ、フォーマットをどうぞ。
5.実践通り行けば、参観にも最適!
もし、まだ参観で何をしようか迷っているなら、参観にも最適です。
理由として、
- 音読の活動がある。
- 一問一答のやり取りがあり、無理なく手を挙げられる。
- ノートに書く活動がある。
- 黒板に書く活動がある。
- 最後に評価し合う場面がある。
と、手を挙げられなくても、活動が保障されているからです。
音読も
「おうちの方を向いて言いますよー。」
など入れると、より参観らしくなります^_^
ご意見いただけたら幸いです。
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