3年国語「漢字の音と訓」の実践報告です。
音と訓の違いをテンポよくスライドで進めていきました。
実践報告です。
クイズ形式で、読み方の間違いを見つけていき、漢字の読み方にはいくつかあるということを確認します。
先生「『今日はちょう早く起きた。』何かおかしいね。何が違うと思う?」
子どもも先生が何を言っているのかわかりませんでしたが、勘のいい子が答えてくれました。
子ども「漢字の読み方が違うんじゃないかな。」『ちょう』じゃなくて、『あさ』だと思います。」
先生「そうだね。漢字の読み方が違うね。『今日はあさ早く起きた。』が正解だね。」
先生「じゃあこれは?」
1問出すと、気づく子がたくさんいました。
子ども「『休み』だ!」
先生「じゃあ、今度はどうかな?」
子ども「えんそく!」
先生「今度はどうかな?」
子ども「なく!」
先生「何で漢字にはいろんな読み方があるんだろうね?」
先生「遠い遠い昔、日本には言葉はあるけど、あるものがありませんでした。何だと思う?」
子ども「うーん、文字かな?」
先生「そう、文字がありませんでした。」
先生「そこで、となりの国、中国で使われた漢字を文字として使うことになりました。」
日本人「この漢字は何?」
中国人「これは、『サン』と言って、後ろの高い土地を表す文字です。」
日本人「なるほど。でも、日本では『やま』と言っているから、日本では、『やま』ということにしよう。」
先生「こうして、『山』には、ふたつの読み方ができました。」
先生「『訓読み』は、やま。『音読み』は、サン。』」
子ども「昔から日本で言われていた言葉は、『訓』で中国の読み方は『音』っていうことだね。」
先生「その通り。だから、訓読みは聞いて意味がわかりやすいものが多いし、音読みはちょっとわかりにくいものが多いです。」
教科書にも同じような記述があります。
スライドで確認した後、その部分を音読しました。
スライドで確認した分、理解が早かったように思います。
この後、練習問題をしながら音訓の理解を深めていきました。
その練習問題は、次回の後半へ続く!
初めまして。兵庫県で小学校の教員をしているものです。
新年度が始まり,お忙しくなれていることと思います。
参観日の授業を考えていた際に,こちらのサイトに来させていただきました。「漢字の音と訓」の学習を予定しています。厚かましいですが,漢字の読み方ができたところのイラストを使わせていただくことは可能ですか。授業内容も参考にさせていただけるとありがたいです。
ご連絡ありがとうございます!
お問い合わせより、連絡していただけたら、そちらのメールに資料をお送りします。ご検討下さい。どうぞよろしくお願いします^_^