今回は、なかなか練習されない(?)バトンゾーンに入る練習です。
実際にコースで走る前に、必ず入れておきたい練習です。
練習方法です
練習は難しくありません。
①チームとチームのバトンの色は確定しておきます。
②先生が「赤!」「白!」などランダムにチームの色を言い、言われたチームから順番にバトンゾーンに入っていきます。このとき、バトンゾーンの内側に入ることを気をつけさせます。
③全部のチームが入り終わったら、先生が「ゴー!」と言って、リードをさせます。
これだけです。
バトンゾーンに入った時の待ち方
バトンゾーンに入ったとき、ボーッと立って待ってはいけません。
リードがすぐとれる態勢をとります。
両手を膝に起き、重心を低く構えます。
リードをとるとき、すぐに走り出せるようにするためです。
バトンゾーンに入る練習がなぜ必要か?
本番はコーナートップ制で、順番に先生からバトンゾーンに入るチームが呼ばれると思います。
ただバトンゾーンに入るだけなのですが、本番はかなりぐちゃぐちゃになります。
なぜなら子どもたちは、バトンを渡されるまでドキドキしているからです。
そんな時に、ランナーが走ってきます。
あせります。
あまり平常心でバトンゾーンに立つ子はいません。
先生が「赤チーム!入って!」と言っても、気づかない子が出てきます。
バトンゾーンに立つ練習をしていないと、いくらバトンのもらい方を練習したからといって、ちゃんともらえないことが多くなります。
もちろん練習の量も必要ですが、限りある体育の授業の時間で効率よく指導したいなら、必ず入れるべき練習です。
次回の記事です!
小学校体育リレー指導⑧「走ってきたランナーからリードをとってバトンを受ける練習
小学校体育リレー指導⑧「走ってきたランナーからリードをとってバトンを受ける練習」
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小学校体育リレー指導⑪「リードの感覚をつかむためにコーンを利用する」
文科省のリレー指導もいいいですね!