4年生わり算の筆算3「72÷3の筆算を指導する」指導実践

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いよいよ筆算!

わり算の筆算は慣れればいいのですが、はじめは「なんのこっちゃ」と思う子どもも多いです。

前回、図を使って分けたように、「束になったものから分けていく」ことが頭に入っていたら少しは理解がはやいかもしれません。

では指導実践です。

先生「2けた÷1けたのわり算をするとき、毎回図を書くわけにはいきません。そこで、筆算の登場です。」

たし算もかけ算も数が大きくなると、筆算を使うことを伝えます。

↓今回は、図と筆算をリンクさせながら指導していきました。

子どもたちには筆算をノートの真ん中に書かせました。

そのまわりに、ふきだしでメモをしていきます。

↓たばから分けていくので、一の位をかくします。子どもたちにも隠させます。

↓先生「7たばを3人でわけたら2たばずつ分けられた。この7÷3で2を書くことをたてると言います。」

ふきだしも書きます。

↓先生「分けるのに何たば使ったか確認します。2たばの3人ずつなので、2×3をします。」

↓先生「何たばあまったか計算します。7ー6で1たば残りますね。」

↓先生「1たばとあと2枚残っているので、2枚を合わせます。これをおろすといいます。」

↓先生「12枚を3人でわけます。12÷3で4をたてます。」

↓先生「分けるとき、何枚使ったか確認するためにかけます。4枚の3人分で4×3で12枚ですね。」

↓先生「あまりを確認するために引きます。今回はピッタリ分けられましたね!」

といった具合に授業を進めました。

結局は反復が大切

この後、いくつか類似問題を全体で確認し、終了しました。

「たてる→かける→ひく→おろす」

この合言葉も使いながら、ゆっくりと進めていきました。

中には混乱している子もいました。

「今日、理解できなくても大丈夫。慣れることで必ずできるようになります。」

と、言うことで少しはホッとしてくれたように思います。

ご意見頂けたら幸いです。

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