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わり算の筆算は慣れればいいのですが、はじめは「なんのこっちゃ」と思う子どもも多いです。
前回、図を使って分けたように、「束になったものから分けていく」ことが頭に入っていたら少しは理解がはやいかもしれません。
では指導実践です。
先生「2けた÷1けたのわり算をするとき、毎回図を書くわけにはいきません。そこで、筆算の登場です。」
たし算もかけ算も数が大きくなると、筆算を使うことを伝えます。
↓今回は、図と筆算をリンクさせながら指導していきました。
子どもたちには筆算をノートの真ん中に書かせました。
そのまわりに、ふきだしでメモをしていきます。
↓たばから分けていくので、一の位をかくします。子どもたちにも隠させます。
↓先生「7たばを3人でわけたら2たばずつ分けられた。この7÷3で2を書くことをたてると言います。」
ふきだしも書きます。
↓先生「分けるのに何たば使ったか確認します。2たばの3人ずつなので、2×3をします。」
↓先生「何たばあまったか計算します。7ー6で1たば残りますね。」
↓先生「1たばとあと2枚残っているので、2枚を合わせます。これをおろすといいます。」
↓先生「12枚を3人でわけます。12÷3で4をたてます。」
↓先生「分けるとき、何枚使ったか確認するためにかけます。4枚の3人分で4×3で12枚ですね。」
↓先生「あまりを確認するために引きます。今回はピッタリ分けられましたね!」
といった具合に授業を進めました。
結局は反復が大切
この後、いくつか類似問題を全体で確認し、終了しました。
「たてる→かける→ひく→おろす」
この合言葉も使いながら、ゆっくりと進めていきました。
中には混乱している子もいました。
「今日、理解できなくても大丈夫。慣れることで必ずできるようになります。」
と、言うことで少しはホッとしてくれたように思います。
ご意見頂けたら幸いです。
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