道徳をするには、勇気がいる。
「授業参観で国語や算数をやり尽くしたし、道徳でもやってみようかな。」
そう思うことも少なくありません。
ただ、参観で道徳をするにはいくつか気をつける点があると思います。
新学期の参観でやらない。
まだ子どもたちの様子がわからないのに道徳をするのは危険だと思います。
どの子がどんな発言をするのか、こちらの予想がつかないからです。
ひょっとすると全く発言が出ない場合もあるかもしれません。
新学期の道徳の参観は賭けに等しい!(と思います。)
道徳で授業参観するには、道徳の授業を積み重ねて、ある程度予測が立てられる状態が良いと思います。
保護者を巻き込めるか心配
道徳の授業は、授業のはじめに資料を紹介します。よって、最初の10分くらいをちゃんと見てもらわないと、話の内容がわからないまま参観することになります。
はじめからずっと授業を見ている保護者はごく一部です。
多くの保護者の方は、お話ししたり、廊下にいらっしゃると思います。
資料の内容について来られる人は、ごくわずかなのではと思います。
発問や授業の形を工夫して進めていくことがとても大事だと思います。
子どもの活躍の場が少ない。
授業の仕組みをうまく整えないと、全員に焦点が当たるのは難しい科目です。
たくさんの子を当てたくても、なかなか手が挙がらない場合、ふだんからよく発言する子だけが目立つこともあります。
もし、参観で道徳をするなら、ふだんの道徳で全員が意見を出せるような仕組みを作っておく必要があります。
以上が道徳の参観で気をつけたいこと3つでした!
というのも、自分がもっと道徳に自信を持って授業できたら、自信を持って参観もできるんだろうなぁと思います。まだまだ力不足です…。
ご意見頂ければ幸いです。