「朝起きたら8時で、遅刻すると思って急いで朝ごはんのバナナを食べた後、ダッシュで学校へ行くと、何とか間に合ったけど、たくさん走ったからのどがかわいて、水筒のお茶を全部飲んでしまって、それでも足りなくて、ウォータークーラーの水を飲みに行った。」
上の文。なんと、「。」がたったの一個!だらだらと文をつなぐと、読み手もつかれてしまいます。できるだけ文は短く切ります。
「朝起きた。8時だった。遅刻する。急いで朝ごはんのバナナを食べた。ダッシュで学校へ行った。何とか間に合った。たくさん走った。のどがかわいた。水筒のお茶を全部飲んだ。でも足りない。ウォータークーラーの水を飲みに行った。」
文を短く切ると、テンポがよくなって、読みやすくなります。時には、長い文も必要な時もありますが、できるだけ短くさせます。
「自分の作文の『。』の数、何個かな?多ければ多いほど、いい作文ですよ。」
と、声をかけると、
「おれの3つだ~。」
「あたしは、10こある!」
と、数えだす子どもたち。
文は短く切る。
これだけでも作文が変化します。