小学校体育リレー指導⑨「リレー指導で気をつけたい注意点」

リレー指導で気をつけたい、いくつかの注意点をあげておきます。

その1 なるべく走順を変えさせない。

走順を変えてしまうと、渡される人が変わってしまうので、せっかく前後でバトンパスが慣れてきたのに、リセットされることもあります。リードの感覚も変わってしまうので、なるべく走順は変えないようにします。

とはいっても、子どもは変えたがるんですけどね(^ ^)

その2 バトンゾーンから出るときは前後を確認させる。

バトンパスが終わった後、コースから出るときに前後の確認をせず出てしまって、他のランナーとぶつかることがあります。

特に接戦の時は気をつけます。

必ず確認させてからコースを出るように伝えます。

その3 インコースにつめることをせかさない。

バトンをもらう時、インコースが空いていたらつめますが、接戦で詰めさせる先生がいます。

そうなると、いい形でバトンをもらうことができません。

詰めながらリードしながらバトンをもらうとなると、もう子どももバタバタします。

十分差が開いたなというときにだけ、インコースに詰めさせるように伝えます。

その4 タイムを取る。

慣れてきたら、必ず授業の最後にタイムを取ります。前回とどれだけ変化したか比べます。チームの反省材料の一つになります。

4チーム一気にタイムをとるのは難しい場合は、2チームずつタイムをとるのもいいでしょう。

何よりタイムが縮まったら励みになります。

その5 評価はもちろんバトンパス!

走りが速いからだとか、チームが1位になったからという理由で評価が「A」ということはありません。リレーなのですから、バトンパスがちゃんとできたかどうかで評価します。

リードがとれたか。

渡す側を見ずにパスがもらえたか。

バトンはちゃんと持ち替えられたか。

など、いくつか項目を作っておいて評価をします。

もう少しリレー特集続きます

文科省のリレー指導もいいいですね!

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