第2時もワークシートで。
今回も前回と同じでワークシートを使用していきます。
八角形をかく学習です。
今回からコンパスと分度器が必要になります。
ワークシートの左上の八角形を見て、同じものを円の中にかいていきます。
ワークシートには、すでに円をかいています。
これは、全体の作業をなるべくそろえるためです。
コンパスで円をかく作業は、個人差が大きいからです。
では、指導実践です。
先生「今日は、正八角形をかいていきます。円を利用して書いていきます。慣れてきたら、円も自分でかこうね。まずは、半径を一本かきます。」
先生「半径は何本かく?」
子ども「8本」
先生「正八角形だから、半径と半径の間隔は…。」
子ども「等しくないといけない!」
先生「分度器を出しなさい。何度ずつにしようか?」
角度の学習が久しぶりなので、少し考えていましたが、
子ども「直角の間に一本半径があるので、半分で45度。」
本当は、360÷8と答えて欲しかったけど、ここはこれでよしとします。
先生「なるほど、いいね。じゃあ、分度器で45度をはかり、あと7本半径をかきましょう。」
先生「半径を8本かいたら、あとは…。」
先生「つなぐだけ!」
この後、かき方をまとめます。
↑③のところで、
先生「ねえねえ、次は正五角形をかくけど、その時も45°でいい?」
子ども「正五角形の時は、360÷5をする。」
先生「なんで?」
子ども「正五角形は半径が5本だから。」
先生「じゃぁ、正八角形をかくとき、さっきは直角の半分から求めたけど、正五角形のような式で言うと?」
子ども「360÷8!」
先生「それでも45度って求められそうだね。じゃぁ、正十角形なら何度ずつ?」
子ども「360÷10で36度!」
最終的にワークシートは、以下のようになります。
「練習しよう!」のところには、2回正八角形を練習します。
かくのが苦手な子は1回でもよしとしました。
「練習しよう!」が終われば、正五角形・正六角形をかきます。
それでも時間があまった子は、ノートに練習します。
ご意見頂けたら幸いです。
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5年算数「多角形と円をくわしく調べよう④」円周の長さを考える。指導実践報告(資料付き)
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